公立中学校で英語を英語で教育する方針が2013年・12月に打ち出されました。
簡単に言えば英語の時間は英語で教えるということです。
光星では、英語を英語で教える方針は採用しません。
日本の大学入試や高校入試が「次の英文を日本語に訳しなさい。」といった形式で
ある以上、英語だけ教えても得点を取れるようにならないのは言うまでもないのです。
光星は高校入試・大学入試に合わせて得点力をつけるタイプの進学塾ですから、入試
システムが変更されない限り、指導法は変更をする必要がないと考えております。
Q 英語を英語で教える指導は不要というのが、光星の考えですか?
A 英語を英語で教えることについて、価値はあるけれども進学塾としては有効な指導で
はないというところでしょうか。予備校の人気講師は日本語で授業するのが当たり前で、
代ゼミあたりで英語の授業を英語でやり出したら、講師クビになると思います(笑)
Q 英検についてはどのように考えていますか。
A 余裕があれば取得した方がよいと思います。ただ、積極的に生徒に受験させようとは
思っておりません。私立の中高一貫校でしたら部活動の負担が少ないので英検用の
学習時間も取れるわけですが、公立中では充分な学習時間が確保できないわけです。
もちろん、中学校在籍中に英検準2級・3級が取得できれば素晴らしいという考え方も
あるでしょうが、土一・竹園レベルの生徒ならそもそも準2級レベルの力があるでしょうし、
竜一・栄進レベルの生徒なら3級レベルの力はあるでしょう。
つまり、ほかに補強すべき科目があるのならそちらを優先すべきで、英検は他の勉強
時間を削って必死に学習するほど価値のあるものではないと考えております。
Q 英語が好きになる、英語が得意になるきっかけとして、英検の価値があるのでは?
A これについては同感ですが、基本的にはマークシートで記号が当たれば合格する試験
なのです。その意味でいい加減に勉強しても何とかなるんだー、という誤った方向の学習
が身につく可能性があるというリスクがあります。
速読やリスニングの練習ができるといった利点と考え合わせて、上手に利用することが
大切です。
Q 光星では英検の指導をしてくれますか?
A 多少します。特に2次面接には力を入れます。ただし、入試対策やテスト対策にあまり
影響が出ない範囲で行うようにします。
Q 高校生の英語についてはどのように指導しているのですか?
A 文法や長文の演習もしますが、基本的に単語力のアップを重視します。単語帳を覚える
といった誰でもできそうな指導にもわりと時間をかけます。単語力がなかったら、どうにもなら
ないんです。必要なことは何でもやる、それが光星の指導方針です。